2018年05月11日

●福田温子 退団のお知らせ

いつもてがみ座をご観劇いただき、ありがとうございます。
このたび、劇団員として7年の間活動してきました福田温子が4月末日をもって退団いたしましたので、ご報告申し上げます。

*******


福田温子は、2009年に上演したてがみ座旗揚げ公演「ありふれた惑星」を出演者伝手に知り、
観客として観に来てくれました。
そして、第3回公演「乱歩の恋文」のオーディション参加を経て、
それまで長田個人の活動として行っていたてがみ座の、初めての劇団員となっていきました。

彼女とは同い年で、演劇以外の時間も共に沢山過ごしてきました。
それでも思い出すのは、不器用でがむしゃらでかっこ悪く愛おしい、
てがみ座という劇団を共に創ってきた時間です。

7年という時間はおそらく、自分の目指すものを明確にしていく時間でした。
いま彼女は、映像とくに映画の分野に大きな興味を持っています。
また、日々を丁寧に暮らしていくこと、身の回りの自然や関わる人たちとの健やかな時間が、
演技や眼差し、佇まいを磨いていくということを、誰より感じているのだと思います。

いつもてがみ座の公演をご覧いただいている皆さま、
これまで各地の公演で共に舞台を創りあげ、仲間となってくださった皆さま、
福田温子が劇団を去ることで、淋しく思われる方のお顔が沢山浮かびます。
ですが、彼女と私たちが共に歩んできた時間は
これからも互いの創造の礎であり続けることに変わりはありません。

どうか、常に自分に誇りを持ち、優しさと高潔さを持って歩いていく彼女を
今後とも応援していただけましたら幸いです。

そして、私たちてがみ座を
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

てがみ座 主宰/劇作家
長田育恵


*******


〈福田温子からのご挨拶〉


いつもてがみ座を応援してくださっている皆さま、こんにちは。福田温子です。突然のご報告になりますが、4月末日をもって、てがみ座を退団いたしました。

2010年11月の「乱歩の恋文」に出演し、その後2011年〜2018年の7年間を、てがみ座の劇団員として歩んできました。在籍中は、たくさんの応援をいただき、本当にありがとうございました。終演後のロビーでお声を掛けてくださったこと、素敵なお差し入れや心のこもったお手紙をいただいたこと、アンケートやSNS等に感想やメッセージを書いていただいたことなど、その一つ一つがとても嬉しく、大きな支えでした。

てがみ座を通して結ばれた皆さまとのご縁に心から感謝し、これからも大切にしていきたいと思っております。

俳優活動は変わらず続けていきますが、今は自分らしく生きることを一番に考えておりますので、この先どんなことが待っているのか、どんな人生を自分で生み出していけるのか、とてもワクワクしています。今後とも福田温子をよろしくお願いいたします。

そして、てがみ座をどうぞご贔屓に!

福田温子
posted by てがみ座 at 12:00| てがみ座 NEWS

2018年04月30日

●新劇団員のご紹介――実近順次(Junji Sanechika)

いつもてがみ座を応援してくださいまして、ありがとうございます。

てがみ座 新作『海越えの花たち』がまもなく稽古初日を迎えます。
そして、この舞台から、新しい劇団員を迎えます。
実近順次(さねちかじゅんじ)さんです。

実近さんは2015年10月の『地を渡る舟』公演から関わってくださり、『燦々』『風紋』と二作品を出演者として共に創り上げてくださいました。てがみ座に関わる以前から、小劇場を中心に様々な舞台に出演してこられた経験豊かな方です。私自身も、劇団活動を始めた初期から舞台の上の実近さんの姿を拝見していました。

劇作家として感じる実近さんの魅力は、なんといっても存在が持つ物語性です。
小柄で、しっかりした体躯。朴訥とした佇まい。けれどその雰囲気はどこか鬱屈していて、躰の中に言葉にならない熱が渦巻いているのが伝わってくる。
作家としては、その熱に台詞を書きたくなります。
舞台に立たれるだけで、劇中で描く様々な時代に、地面と結びついたリアリティを与えてくださる方です。

一方で、素の実近さんは、とても優しい人です。
周りの人を常に気遣い、率先して自分が動く。山登りを愛し、家族を大事にする。誰かが悩んでいると一緒に悩む。
共に創り上げた二つの公演を通して、私たち劇団にとっても唯一無二の兄貴となりました。

てがみ座は、皆さまが思い描く劇団のイメージと比べて、少し変わっているかもしれません。
主宰である私は劇作のみを職種とし、劇団内にはほかに演出・俳優指導をする団員はいません。ですからてがみ座は、年間を通じて訓練の場があるわけではなく、お互いが外部の仕事やワークショップ参加などの個人研鑽を重ねて、次のてがみ座公演で集うまでに、それぞれがビルドアップしてこなければなりません。拘束がきつくない分、自分で自分を高めるしかない。
劇団としては決して甘い環境ではありません。

そうした環境の中、実近さんは劇団員たちの精神的な柱として、それぞれの心を受け止め、力に変えてくれる存在となりました。
これからも続く劇団創作の道で、ますます存在感を増していくでしょう。
私も、実近さんという存在に作家としての想像力を刺激されながら、いい舞台を創っていけるよう頑張りたいです。

それでは、新しい劇団員 実近順次さんを。
そして、てがみ座を。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 
てがみ座主宰/劇作家
長田育恵




実近順次プロフィール http://tegamiza.net/member/sanechika.html


いつもてがみ座を応援して下さっている皆々様方、改めまして。
そして、これからてがみ座を応援して下さる皆々様方、初めまして。
この度、新たにてがみ座劇団員となりました実近 順次(さねちか じゅんじ)と申します。

劇団内では、最年長にして新参者、でございます。
普通であれば厄介者扱いされるような年齢の私を、暖かく迎え入れてくれた劇団員の皆様に、感謝申し上げます。
そして、これからてがみ座の一員として、より良い作品を皆様方に送り届けるという責務を強く感じております。
何よりも自分自身、こうして気持ち新たにてがみ座に関われた事が、楽しみで仕方ありません。

てがみ座に始めて関わったのは、2015年10月『地を渡る舟』の稽古場に、差し入れのパンを持って行った時からでした。
縁あってお声がけ頂いてから、劇団員になる事を意識し始めて今日に至るまで、ただ、劇団員になる事を目標に関わってきた訳ではございません。
より良い作品になる為に、自分自身に何が出来るのか。
演技面だけでなく、劇団を支える側の立場として、自分に足りないスキルを痛感し、模索する日々。
迷いや不安を抱いては、様々な人に助けられ、時に鏡に映る自分にドキッとしたりもしつつ、それでも全てが今に繋がっている気がします。

今回こうした形でてがみ座に迎え入れて頂けた事は、単に到達点ではなく、始まりに過ぎないと想いを新たにしております。

何事も広く浅くの自分が演劇を続けて来られたのも、常に新鮮な自分自身に出会ってきたからでございまして。
どこかに所属すると言う事に、いささか窮屈な想いを抱き、敬遠してきておりました。
それでも、初めててがみ座の作品を観てから今までも、てがみ座の作品に関わりたい、という強い想いは変わりません。
劇団員になる事を一つの到達点と考えていたならば、それはきっとこの先の甘えにも繋がって行く事でしょう。
あくまでも責任ある立場がはっきりした、というだけの話であり、事の重さを再認識するばかりでは、これまた、窮屈な想いを抱くだけでして。
やはり率直に、新しい形で演劇に関われる事にワクワクしております。

てがみ座自体も色々と変貌を遂げつつ、いよいよ紀伊国屋での舞台を控えております。
劇団としても、勝負の年かと考えております。
長田育恵とその仲間たちは、より具体的に、集団から個々へと切磋琢磨しております。
とても刺激的な、個性的な、集団です。
そんな、集団らしからぬ集団なところが、やはり私の肌に合うのかもしれません。

改めて、皆様方にお会い出来ます事を楽しみにしております。
これからも是非、てがみ座を応援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

実近 順次
posted by てがみ座 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | てがみ座 NEWS

2018年04月18日

●てがみ座第15回公演『海越えの花たち』チラシビジュアル公開&特設サイトOPEN!

いつもてがみ座を応援していただき、誠にありがとうございます。

2018年6月に上演いたします
てがみ座 第15回公演『海越えの花たち』のチラシビジュアルが公開となりました。

海越えの花たち_おもて面1.jpeg

海越えの花た.jpeg

皆様には劇場をはじめ、様々な場所でチラシをご覧いただける機会も増えるかと思います。
その際は是非、お手に取っていただけましたら幸いです。

特設サイトもオープンいたしました!
>> こちらから <<

皆様お誘い合わせの上、劇場まで足をお運び頂けますよう、劇団員一同、心よりお待ちしております。

****以下、公演情報です****

てがみ座 第15回公演
海越えの花たち

日程:2018年6月20日(水)〜26日(火)
劇場:紀伊國屋ホール

脚本:長田育恵
演出:木野 花

出演:石村みか 箱田暁史 岸野健太 実近順次(以上、てがみ座)
桑原裕子(KAKUTA) 内田 慈 日啓介(FUKAIPRODUCE羽衣)
西山水木 中西良太 半海一晃

<公演スケジュール>
6月20日(水)19:00~ ★
  21日(木)19:00~ ★
  22日(金)19:00~
  23日(土)14:00~ 19:00~
  24日(日)14:00~
  25日(月)19:00~
  26日(火)14:00~
<料金>全席指定・税込
前売:4500円 当日:4700円 25歳以下:3500円(前売・当日共に)
★=前半割引/前売:4000円 当日:4200円 25歳以下:3000円(前売・当日共に)
※U25は入場時身分証提示
※未就学児入場不可

5月14日チケット発売開始


主催:てがみ座
お問い合わせ:プリエール TEL 03-5942-9025(平日11〜18時)http://priere.jp

まもなく稽古も始まります故、稽古場ブログの方も是非楽しみにお待ちくださいませ。
今後ともよろしくお願いします。
posted by てがみ座 at 12:00| てがみ座 NEWS

2018年03月23日

●てがみ座第15回公演 タイトル等決定!

いつもてがみ座をご観劇頂きまして、誠にありがとうございます。

本年6月に上演致します、てがみ座第15回公演のタイトル等公演情報を発表いたします。


てがみ座 第15回公演
海越えの花たち

日程:2018年6月20日(水)〜26日(火)
劇場:紀伊國屋ホール

脚本:長田育恵
演出:木野 花

出演:石村みか 箱田暁史 岸野健太 実近順次(以上、てがみ座)
桑原裕子(KAKUTA) 内田 慈 日啓介(FUKAIPRODUCE羽衣)
西山水木 中西良太 半海一晃

<公演スケジュール>
6月20日(水)19:00~ ★
  21日(木)19:00~ ★
  22日(金)19:00~
  23日(土)14:00~ 19:00~
  24日(日)14:00~
  25日(月)19:00~
  26日(火)14:00~
<料金>全席指定・税込
前売:4500円 当日:4700円 25歳以下:3500円(前売・当日共に)
★=前半割引/前売:4000円 当日:4200円 25歳以下:3000円(前売・当日共に)
※U25は入場時身分証提示
※未就学児入場不可

5月14日チケット発売開始


主催:てがみ座
お問い合わせ:プリエール TEL 03-5942-9025(平日11〜18時)http://priere.jp

本チラシ等、決まり次第追ってご案内差し上げますので、今しばらくお待ちくださいませ。
今後ともよろしくお願いします。
posted by てがみ座 at 12:00| てがみ座 NEWS

2018年03月20日

● 石村みか 客演情報!!ピウス企画「WHEREABOUTS」

石村みか が、外部出演します!

ー今回は、初の任侠もの。そして、私はヤクザ事務所の下の定食屋「花山」の女将役をやらせて頂いております。今までにない新たな役柄に挑戦し、楽しんでおりますー


ピウス企画

「WHEREABOUTS」

2018年3月28日(水)〜4月1日(日)

作・演出:今城文恵(浮世企画)

劇場:萬劇場

【出演者・シングルキャスト】
増田裕生
結城洋平
田中しげ美
井上裕朗
伊藤えみ
石村みか
鈴木歩己
板倉武志(犬と串)
萩尾圭志

前田悟

篠原功(演劇集団SINK)

和興

【出演者・ダブルキャスト】
船戸慎士(Studio Life)…Aチーム
山口篤司…Bチーム


【チケット】
平日限定特別割引チケット:3800円
一般:4500円
学生:3800円


【タイムスケジュール】 
※★マークの付いた公演は平日限定特別割引チケット(3800円)で御覧になれます。

★3月28日(水)19:00…Aチーム
★3月29日(木)13:00…Aチーム
★3月29日(木)19:00 …Bチーム
★3月30日(金)13:00…Bチーム
3月31日(土)13:00…Aチーム
3月31日(土)18:00…Bチーム
4月1日(日)12:00…Aチーム
4月1日(日)16:00…Bチーム


【あらすじ】
仕事も恋人もできず悶々と東京生活を送っているフリーライターの木津は、故郷の街で十数年ぶりに幼馴染の黒瀬に再会する。
辺り一帯を仕切る指定暴力団の下部組織・竹本組の黒瀬に取材しにやってきた木津だが、金も人もない竹本組から出てくるのは辛気臭い話ばかり。
そんなある日、竹本組馴染みの店の女将(花山)が理不尽な嫌がらせを受けたことに黒瀬の舎弟がキレて暴れ、竹本組はより街から排除されていく。。。


どうぞ、萬劇場までお越しください!




1FC2592F-CEE8-4F3B-9301-98D1D8D816AB.jpeg5B50B62D-C655-4AB3-8BC3-BD618DE151B8.jpeg
posted by てがみ座 at 19:28| てがみ座 NEWS

2018年03月19日

●岸野健太出演 ヒンドゥー五千回『空観』


岸野健太が外部出演致します。

「ヒンドゥー五千回」は、てがみ座での演出でもお馴染みの扇田拓也氏が主宰する劇団。
平日2日を持ってこれが最後となるであろう本公演の為に、去年からじっくりと作品作りに取り組んでいるご様子です。
ご都合つきましたら是非劇場まで足をお運び頂けますよう、宜しくお願い致します。


ヒンドゥー五千回 最終公演
『空観(くうがん)』
構成・演出 扇田拓也

出演:中田春介 宮沢大地 中村シユン 森啓一朗 伊東潤 
   森谷ふみ 岸野健太 中台あきお 中澤聖子 東谷英人 
   大塚由祈子 菊池夏野 椎名茸ノ介 神保良介 関裕行 
   平桃子 谷田奈生 宮本愛美 遊貴まひろ 
   久我真希人 扇田拓也

公演スケジュール
4月25日(水)19:30~
  26日(木)13:00~ ★ 17:00~
★ 終演後、扇田拓也+ゲストによるアフタートークを予定

劇場:座・高円寺2


image1.jpegimage2.jpeg

posted by てがみ座 at 22:15| てがみ座 NEWS

●長田育恵脚本 劇団青年座「砂塵のニケ」開演間も無く

この度 主宰長田育恵が劇団青年座へ書き下ろしました新作「砂塵のニケ」の公演が間近に迫りましたので、ご案内差し上げます。

演劇界注目の劇作家が書き下ろした新作を連続して上演されて、今回が第四弾。
長田育恵の紡ぎ出す言葉の数々が、劇団青年座によってどのような形へと昇華するのか。
是非劇場にてご覧いただけますよう、よろしくお願いします。

劇団青年座 第231回公演
「砂塵のニケ」
作:長田育恵 演出:宮田慶子
2018年3月23日(金)〜31日(土)
劇場:青年座劇場

<作品概要>
ある日、美術修復家の緒川理沙は、ある絵画の修復を手掛けることになった。
それはパリの風景を描いた一枚の絵。
夭逝した天才画家加賀谷直人が遺したものだ。
修復とは、時代を遡って過去の痕跡をたどり、創作の原点を明らかにすること。
理沙は、手掛かりとなるその景色を求めてパリへと飛び立つのだった――。

一枚の絵が「過去」と「現代」を結び、「親」と「子」をつなぐ。
親が子に託すもの、親から子が受け継ぐもの、そして未来に渡すもの…。
悠久の時の流れの中、二つの世代を旅しながら、
現代に生きる一人の女性が自らの存在理由を探る。

青年座HPより抜粋

公演概要・詳細
劇団青年座HP
http://seinenza.com/performance/public/231.html
niketop.jpg
posted by てがみ座 at 20:48| てがみ座 NEWS

2017年11月09日

●てがみ座第15回公演 情報公開

いつもてがみ座をご観劇頂きまして、誠にありがとうございます。

来年2018年に上演いたします、てがみ座第15回公演の公演情報を発表いたします。

てがみ座 第15回公演
『新作書き下ろし(タイトル未定)』

日程:2018年6月20日(水)〜26日(火)
劇場:紀伊國屋ホール

脚本:長田育恵
演出:木野花

出演:石村みか 箱田暁史 岸野健太 実近順次(以上、てがみ座)
桑原裕子(KAKUTA) 内田 慈 日啓介(FUKAIPRODUCE羽衣) 西山水木
中西良太 半海一晃

主催:てがみ座

お問い合わせ:プリエール TEL 03-5942-9025(平日11〜18時)http://priere.jp

公演詳細はまたおって発表いたします。
どうぞご期待ください!

2017年11月9日〜19日は赤坂レッドシアターにて
『風紋〜青のはて2017〜』を上演中です。
公演詳細は >> こちらから <<
posted by てがみ座 at 18:00| てがみ座 公演情報

2017年09月06日

●「風紋 -青のはて2017-」特設ページOPEN

この度、『風紋 -青のはて-』の特設ベージをオープンしました。

http://tegamiza.net/take18/

こちらから稽古場の様子やらキャスト紹介など、情報を発信して参りたいと思いますので、引き続き楽しみにお待ちくださいませ。
posted by てがみ座 at 00:03| てがみ座 NEWS

2017年08月26日

●「風紋 -青のはて2017-」詳細情報&チラシビジュアル公開

いつもてがみ座を応援していただき、誠にありがとうございます。

2017年11月に上演いたします
てがみ座 第14回公演「風紋 -青のはて2017-」のチラシビジュアルが公開となりました。


『風紋〜青のはて2017〜』チラシ_東京表面-1.jpg

『風紋〜青のはて2017〜』チラシ_東京裏面-1.jpg

本公演のチラシビジュアルは、’墨絵師’茂本ヒデキチさんによる描き下ろしイラストです。

様々なアスリートの一瞬の「生」を描く絵が印象的な茂本さんに、今回は旅人としての宮沢賢治が精一杯に生きた軌跡を書き留めて頂きたい、とディスカッションを重ねました。
一枚の画を描く為に、時には100枚以上もの絵を描いて辿り着くという茂本さんの筆。
何かの力によって起こされた意識の断片が、人々の心の中に埋まっているモノを掘り起こす。
宮沢賢治の世界観が呼び覚ます、私達の忘れかけた、忘れようの無い記憶。
荒々しくも繊細な墨絵のタッチで、その瞬間を見事に表現して頂きました。

今後皆様には、劇場をはじめ様々な場所でチラシをご覧いただける機会も増えるかと思います。
その際には是非お手に取っていただけましたら幸いです。


以下、公演の詳細となります。
今までに無い、宮沢賢治を取り巻く世界観が創作される事を、楽しみにお待ちくださいませ。


てがみ座 第14回公演「風紋 -青のはて2017-」
=====
昭和6年9月20日「再ビ 東京ニテ 発熱」
宮澤賢治は、東北砕石工場のセールスマンとして上京中、病に倒れ、死の淵を彷徨う。
病身を引き摺りながら帰郷のため、最後の旅に出る。
死という極限の状況に際し、思い出す。かつて亡き人と約束を交わした旅のことを。

――大正12年7月31日、花巻発。
賢治は北へ向かう列車に乗り込んだ。当時の日本の北限を目指して。
宗谷海峡を渡り樺太へ。樺太庁鉄道の最北端、栄浜へ。
それは、前年に亡くした妹トシの魂の行方をもとめる旅だった。

賢治は、最後の生命を賭けて問いかける。
かつて抱いた青い希望は虚しく潰えた。病んだ躰は更なる歩みを拒んでいる。
そして夜の終わり、彼が目指す〈終着駅〉とは?
==


2017年11月9日(木)〜19日(日)
赤坂 RED/THEATER

[脚本]
長田育恵
[演出]
田中圭介
[出演]
福田温子
箱田暁史
石村みか
岸野健太(以上 てがみ座)

佐藤 誓
瀬戸さおり
山田百次(劇団野の上/青年団リンク ホエイ)
実近順次
峰ア亮介
神保有輝美(劇団民藝)


[お問い合わせ]
プリエール TEL 03-5942-9025(平日11〜18時)http://priere.jp

今後も、詳細が決まり次第、随時情報をアップして参ります。
どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。
posted by てがみ座 at 10:00| てがみ座 NEWS